小説・設定置き場:GE系

2050以前の事にばかり力を入れていました(過去形)

原稿用紙に書き殴ったネタ 海音サヤ

随時更新



物語直前(二〇七四 前期)
もう一人の緑野として生まれ、生みの親であり姉である緑野に「沙夜」と名付けられた。
未だ例を見ない「分裂によって生まれた人間」であった沙夜は、施設の人間達の研究に付き合わされる事になる。少しずつ手伝っていたが時間が無駄になると判断され、幽閉される形で研究に付き合わされた。
それからは肉体的にも精神的にも無理を重ね続け、髪の色素も抜けた沙夜は三日ももたずに死んでしまった。
→数ヶ月だけでも、沙夜と緑野は二人きりで生活していた。緑野には沙夜しかいなかったし、大人達と関わっていようが沙夜にとっての支えは緑野だけだった。沙夜にも、緑野しかいなかったのだ。
→ちなみに分裂で生まれたため、緑野としての記憶を保持している。自分の生まれた理由は知らない様子。

物語開始(~二〇七四 中期)
施設の人間達はモルモットの死すら許さず、P73偏食因子を投与する事で沙夜を蘇生させる。自分の中に芽生えた荒ぶる神の意志、それによって憎しみに変化する緑野への愛、それらが混ざり混ざって驚異的な執着を緑野に向ける「サヤ」という人間が生まれた。
とある日施設がアラガミに襲撃され、その時の混乱に乗じて逃げ出す。燃え盛る施設から少し離れた建物の中で怯えている緑野を見つけ、「姉さん、僕です」と声をかけるが、誰なのか分かっていない様子の緑野を不思議に思った。が、近くにあるヒビの入った鏡を見て自分の姿がかつてのものと大きく違う事に気付く。だがそれを気にも留めず、「僕です、沙夜です」と緑野に名乗る。
一瞬信じられないような目をする緑野、の右目を見てはっとしたように「目を失くしたんですか」と呟くサヤ。相手のリアクションを待つ事もなく、「それなら僕の片目も必要ありませんね」と自分の左目を抉ってしまった。
それから人形のようになってしまった緑野を気にする事もなく、騒ぎを聞きつけたフェンリルのヘリに保護された。
→ちなみに憎しみは「姉さんが僕を生まなければこうはならなかった」というもの。
→かつては緑野と瓜二つの姿だったが、サヤになってから投与された薬品の副作用で声や体が男性的になってしまった。口調は偏食因子の影響によるもの。
→目を抉るのはサヤにとってごく自然な事。
→緑野に会うという願いを達成できたサヤにとって、仕草など気にする程の事でもなかった。


7/14 最終更新